地磯や沖磯からハタ系の根魚をメインに青物や他のBigなゲストを狙う釣り。
この釣りの面白さはまた別記事で紹介しようと思いますが、まずはハタ類を狙って釣行を重ねるうちに一軍タックルと必要な小物が固まってきたので、2020年5月現在のものをまとめてみました♪
新しい釣りを始める時には、何を揃えればよいかわからず、あれもこれもと手を出して余計なものまで買ってしまいがちなので、これからこのゲームを始める人の『参考』となり、この釣りの楽しさを共有できる仲間が増えればと思います(^-^)♪
【ロッド】
敢えてここは1本押し。
・Jackson HIDEOUT HUNTER HHS-810XH Long-Distance

-SPEC-
Length:8ft10in(268.2㎝)
Power:Extra Heavy
Rigweight:14~65g
Line:PE #1~2.5
SelfWeight:181.7g
磯に持っていくならこれ一本でいい。
新しく外洋の大型ハタ類や大型青物を視野に入れ、更にパワーアップさせたRTS-906XXH BEAST-STAGEが発売予定ですが、自身の釣りスタイルを考えると予備で同じものをもう一本購入しようかと検討中です。
チタンフレームSiC-Sのガイドは、ぱっと見”キャシャ”なサイズにも見えますが(バットガイドのサイズはライトゲームのそれと同じサイズ)、13点もの多点ガイド、しかもバットセクションに2つのガイドを備えることで、ショアからハタ類以外にも幅広い魚種に対応。
・80シイラ、90UPのサワラ、
・釣友によるブリ、カンパチ、通称”磯のダンプカー”タマン…
これら大物とのやり取りでもスレッドのエポキシにヒビ(スジ)一つ入っておらず、ガイドやブランクスにかかる負荷を上手に分散しているものと推測できる。
又、ガイド径が小さい=飛距離が落ちると思われがちだが、スピニングリールから螺旋状に放出されたラインを経の小さなバットガイドがいち早く収束させることで、ラインがガイドを叩くことなくスムーズに放出されるため飛距離が落ちることはない。
※もちろん、キャスト技術やリーダーとの結束部をガイドに巻き込まないよう注意は必要です。
そして‥、
最も気に入っている要素が自重約182gといった”軽さ!!
一日中振っても疲れないのはもちろん、20g以下のJHやメタルジグを軽快且つテクニカルに操れる。
沖の海流に18gのメタルジグを載せてドリフトさせながらのテンションフォールで青物を掛けるといった芸当はこの軽さがあってこそ。
・・・相当惚れ込んでいるため、ロッドだけで記事が終わってしまいそうなので次へ(汗)
【リール&ライン】
メイン
19セルテート LT4000-CXH
PE:1.5号(200m)
リーダー:フロロ30lb(ヒトヒロ)
サブ(大物狙い)
06 セルテート ハイパーカスタム3500
PE:2.5号(250m)
リーダー:フロロ 50lb(ヒトヒロ)

ライトゲーム含めてリールはセルテート一択!
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ダイワ製品で言うなら通常は3000番かLT4000番クラスがベスト!
外洋の大型ハタ類や青物・タマン等には3500番かLT5000番が欲しい所。
19のLTになってからはセルテートとは思えないほどの軽さ(235g)で最大ドラグ耐久力もUP(12kg)!
上記ロッドとの相性も抜群です!
ゴリ巻き必須の釣りなので、ハンドルノブは大きなものが絶対に楽です。
シマノ製品ではツインパワーXD 4000XG がおすすめです。
こちらも外洋の大型ハタ類を視野に入れるならC5000か他の機種の5000番クラスがあった方が良いでしょう。

シマノ派の方はツインパワーXD(若しくはそれ以上のモデル)が自重やドラグ耐久力といったバランスを考慮するとおすすめです。
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【リグ及びルアー、小物各種】
ここは種類が多いので小分けにしてご紹介しましょう。
ジグヘッド

・ECOGEAR スイミングテンヤ 30g、40g
・OWNER 静ヘッド 36g
・Jazz LUNKER HEAD 13g、16g
メインはスイミングテンヤ。
手に入れやすく価格帯も◎
静ヘッドは昨年武者泊のスジアラアングラーからおススメされたもの(^_^;)
太軸の上、ショートシャンクなので曲がり難いという事。
LUNKER HEADは高プレッシャー時やシャローエリアで抜群の威力を発揮。
因みにブレードはお好みですが有った方が当然アピール力が髙く、バイト率も上がります( ̄ー ̄)b
ワーム類

・Jackson SEハタクロー
・ECOGEAR BALT 4″
・MAGBITE SnatchBite 4″
・FishArrow Flash-J 4″ SW
・ECOGEAR GLASS MINNOW M
どれもお気に入りだけど、初めて釣ったワームがBALTの赤金だったので、これは外せない。(画像にないけど…)
メタルジグ

左から‥、
・Jackson ギャロップスローフォール 18g、28g、38g
・Jackson ギャロップロングキャスト(ブレードチューン) 42g
・Jackson ギャロップフォールエディション 30g、40g
ギャロップばっかり(^_^;)>
特にスローフォールはテクニカルな使い方が出来て超お気に入り♪
スイミングリグ

・Jackson ダニエルヘッドロック 21g~42g
日本海や太平洋など外洋では28g以上は持って行きたい。
・MAGBAITE バサロ 28g、バサロHD 40g
プラグ類

・タックルハウス BRITT120mm
・Jackson サワラチューン
・Jackson アスリート17FSV
・Jackson ピンテールチューン27、EZ28
これらは主に潮が動いた時の青物やサラシ狙いでのヒラスズキを対象に常備しておくものです。
ダウンショットリグ

・縦アイのフックと自動ハリス止めをスプリットリングで装着
・安いオモリ 8号、10号
・シーガーではありません2.5号(根掛かり多発地帯では敢えてローコストラインを使用)
ボトムを意識した攻略が鍵となるアカハタゲームには効率の良いリグですので、これらを組み合わせて捨てオモリ式のダウンショットにします。
スナップ類

・Bigなゲストに備え、DECOY EX SNAP #3(120lb)を愛用。
外洋では何が来るか分からない上、同じハタ類でもクエなども居るためある程度は強度を持たせておきましょう。
ランディングツール
こちらも必需品です!!
大きく分けて2種類ですが、釣り場の状況や対象魚のサイズ等で現場への持ち込みを選択すると良いです。
・ランディングネット ダイワ ランディングポールⅡ 磯玉網 6.04m

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柄の長さは極力長い物を持って行く。(大は小を兼ねる)
持ち運びを楽にするにはネットと柄の継ぎ目にジョイントを付けるとかなりコンパクトになります。
強度の高い物を揃えておく事!
昌栄のフレックスアーム Ver.Ⅱは高評価です。

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・ギャフ(フライングギャフ)
玉網の代わりに柄にギャフをセットし、魚を掛けるまではロープもひっぱっておいて掛けたらギャフと柄を分離させてロープで魚を引き上げるというもの。

最初はゴムパッキンがきついので、潤滑油などを用いて脱着部分は緩い力で抜けるように調整しておくのがよいです(^-^)

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ロープはしっかり長めに取っておきましょう!!
特に外洋の大型ハタ類や大型青物に対して有効なランディングツールです。
【クーラー&キープ用品】
・SIMANO SPAZA BASIS 180(食糧貯蔵及び現場持ち込み用)
・HOILIDAYLAND 76リットル(氷の保管用)

磯に持って上がるのはSPAZAで、HOLIDAYLANDは青物狙い以外は帰りの分の氷を入れて車に置いておく用です。(イグロ―なども使い勝手は良いです)
遠征の場合、釣り座への持ち込み用以外に大容量のクーラーが一つ有れば非常に便利です。
・MAGBITE フローティングスカリ

釣ったハタ類をこれに入れて生かしておくことで後の選別やリリース時に無駄に死なせずに済みます。

ロープは長めの物を付けておき、ロープと波に揉まれてチャックが開かないようにカラビナも装着。
ロープは磯にピトンを打ち込んで引っ掛けておきます。
【フットウェア】
フェルトスパイク(必須)
下の画像はシマノ製品でラジアルも付いたタイプですが、最低でもフェルトとスパイクの組み合わせの物が安心です。

足元は特に重要!!
下手に安い物に手を出すと釣りにならないことも(経験談)
Boaシステムを装備したものがおすすめですがワイヤーが切れたら大変なので釣行前に必ずチェックする事。
もし使用時に海水がかかったら、錆びて切れないようにするため帰ってからすぐに真水で流して乾かしておきましょう!
それでも現場で切れてしまったらフロロリーダーを代用して応急処置するという手もあります(^_^;)
【救命具】
浮力体入りのゲームベスト
これはMUSTアイテムです!!
膨張タイプだと磯にぶつかると穴が開くこともあるため、転倒時のケガ防止のためにも、必ずフロート入りのものを選ぶこと!!
画像はSUBROCのV-ONE VESTですが、磯のグルーパーゲームでは良く愛用されているアングラーを見かけます。
ベストに収納、又は携帯すべきもの。

・フィッシュグリップ(必須)
ハタ類のバス持ちは痛いです(泣)
下顎をしっかりグリップできるフィッシュグリップがベストですが、アジングで使っているガーグリップも意外に使い勝手◎
・グローブ、ラインブレーカー(必須)
素手だとPEラインがメインなので根掛かりを外したりラインを切るのに大変苦労します。
グローブをはめて手にラインを巻きつけて引っ張るので、手のひらに縫い目のないものがラインを傷つけないのでおススメ。
あとは素材にも気を付けましょう。
因みにマジックテープはPEラインの天敵なので取り扱い時はご注意を!!
ラインが2.5号&50lbだと、ラインが切れる前に手が切れそうなので、ロッドパーツのEVAにステンレスボルトを通したものを自作しました。(材料費400円くらい)
・プライヤー(必須)
・スマホ用スパイラルコード(磯での落下防止)
携帯を水没させるといざという時に渡船を呼べなくなります(^_^;)
【その他小物 食糧・薬品類】
この小物類の中でも特に応急処置の薬品や用具は必ず用意する事!!
・熱中症対策の頭痛薬(必須)
・バンドエイド、マキロン(必須)
・ポケットティッシュ(必須)
・虫刺され薬(ムヒアルファEX一択)
・虫よけスプレー
虫除けスプレーや虫刺され薬は絶対に必要とまでは言いませんが、磯の蚊は刺されるとめちゃくちゃかゆいので要注意です(T_T)
・ナイフ(青物〆用)
・ピトン(&ハンマー)
・エア抜きニードル(蘇生&リリース用)
・水汲みバケツ(小さいものでもあると便利)
・キャスティングサビキ(お土産確保用最終兵器としてもしもの時は重宝します)
・ナスカン付ロープ5mm×2m×2本(バッカンやクーラーの転落防止用)
・ヘッドライト(朝一番の磯渡しでは日の出前で真っ暗な時間帯の場合も有り足元を照らすライトは必須です)
灼熱の炎天下での釣行になるので、以下の物は夏場は絶対に忘れないように!!
甘く見ているとホントに死にます(^_^;)
・帽子やラッシュガード等の熱中症や日焼け対策品(必須)
・水分(3L以上。浸透圧も気にしましょう)(必須)
スポーツドリンク2L(熱中症対策と補給用)と水2L(飲料用と洗浄等用)合わせて4L位の用意が安心です。
同行者の誰かが車に忘れたり、上陸時にクーラーの蓋が空いて転落という事態も少なくありませんので余分に持って行く意識を心掛けましょう。
・塩分接種できるもの(塩飴とか)(必須)
・折り畳み日傘(日影が無い磯での休憩や雨天時にも)(必須)
・偏光グラス(空と海面の両方から目に紫外線を受けるため保護用に)
特に熱中症対策用品はMUSTです!!
磯に持っていく食料
・INゼリー、おさかなソーセージ、チーズ
このあたりがコンパクトでよいです。(好みの問題ですが腐りにくい物が絶対便利です)
こんなものでしょうか(^-^)
タックルケース及びロッドケース
これらを収納するタックルケースはソフト素材のバッカンタイプが便利です。
ハードタイプだと、磯から滑り落ちる様です(^_^;)
このバッカンケースにも不意な落下や波に持っていかれないようロープを装備しておくと安心ですね。
リールとかも入れているので、落としたら最悪です‥(滝汗)
あと、やっぱりロッドはケースに入れた方が良いです。
渡船屋さんや同船者の中には乗り降りの際に手伝っていただけるのはありがたいけど、少々雑な扱いをされる方も居られるので自己防衛のためにもセミハードケースの物がおすすめです(^_^;)
以上、自分にこの釣りを教えてくれた釣友の影響から見ての通りJackson製品が多いです。
(当ブログでは釣友の記事を抜粋させていただき、追記したものを載せさせていただきました(^▽^;))
各メーカーから様々な製品が発売されており、あれもこれもと手を出してしまわないためには一通りラインナップのあるメーカーを軸に絞った方がどの釣りでも良いと思っています(^-^)
新型コロナウィルスの影響で今シーズンの釣行がどうなるかわかりませんが、収束した時には思う存分楽しめるよう、妄想を膨らませながら準備しおきたいと思います♬
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